発達障害グレーゾーンと愛する犬

発達障害のグレーゾーンと鬱病診断され、人生に悩み就職をやり直すことに

片付け

蝉が地面に落ちて死に、蜻蛉が空を駆け抜ける
そんな風景を昨日の朝は眺めていました。
今後どんな人生を送るのか、人間が生きていく限りとらわれるこういった不安に、縛られることのない生き物たちがとても尊く思える今日この頃

さて、私は片付けができません。
やり方を間違えると1ヶ月するかしないかで布団は服に埋もれ、その上で眠りにつき、床は書類で足の踏み場もなくなり、落ちた髪の毛で紙の表面がザラザラし始めます。これまで最長の放置期間は1年
一年間『服をしまう』という作業を放棄し続けました。
あとゴミ問題
どうにもティシュや商品の包み紙を床に投げて捨てるクセがありました。

つまり私の部屋は地獄でした。

ある日友人が家に遊びに来ることになり、一念発起。
このままではまずいと、部屋にあるものを全て一度外に出し、服と本と紙とゴミに分類しました。片付けを全て終えるまでにかかった時間はなんと13時間。前日の夕方から翌日友人たちが遊びにする30分前まで、トイレ以外一切休憩を入れることなくぶっ続け。
こういう時に過集中の能力は役立ちます。

さて、片付けで気をつけたいのは、出したものをしまうor捨てる時に作業をいかに楽にするか
作戦は以下の通り

1:まず服は上から重ねてしまうのをやめる。全部ロール状に丸めて、引き出しに上から全部の服が見えるよう、縦に並べてしまうこと!
しまうのも楽だし、取り出すのも楽
全部の服が一度に見えるから、服の偏りも減る。あとは引き出しに「ブラウス」「タンクトップ」「セーター」とかガムテープで貼って入れる場所決めるのも有効。洗濯物を取り込んだらすぐにその場でぐるぐるに巻いてポイって突っ込むだけ。入らなくなってきたら捨て時ってこと。
しまうにはゴワゴワするジーンズや上着、シワをつけたくないスカートや服は、ロフトとかハンズで買える、引っかかるところたくさんあるハンガーとか使うとより楽になる。
2:ゴミ箱を巨大なやつ設置
ゴミ回収の時にそのまま持っていけるサイズのゴミ袋をいれた箱をベッドの横と机の横に設置。これまで床に捨てていたのは、ベッドからゴミ箱が遠く、小さくてすぐいっぱいになるが、毎回大きな袋に入れ替えてゴミに出すのが面倒くさかったからと認識した。そこで生ゴミ以外は、基本の私の居場所であるベッドと机の横に大きなゴミ箱を置くことで、二週間〜三週間はそのまま放置できる。
3.綺麗に分類するのが面倒くさくて床に投げ捨ててしまう紙を、最初から毎日整理するのは私には不可能。
そこで、とりあえずダンボールを3つ設置。1つめはすぐにリサイクルに回すもの用。2つめは仕事の書類をはじめ、いつかは整理しないといけない用。3つめはなんだか処理に困るもので緊急性はなさそうなやつ用。1と3は溢れ出したらアウトというゲーム感覚で、溢れ出したら罰ゲームとして中身を片付ける。2は週に一度曜日と時間を決めて整理。これに関しては習慣化する他ないが、スマホのタイマーで毎週同じ時間に鳴らすことが可能なので、活用する。一度はじめてしまえば、意外と無心になれる。

この3つを実践し、あとはベッドにコロコロを置いて朝と夜一回枕元をコロコロする。
そうすれば、とりあえず最低限人が住んでいける部屋にはなります。